- ジューシーかつシルキーなテイストが印象的なフルボディワイン
■ バード・イン・ハンドについて
アデレード・ヒルズ育ちのアンドリュー・ニュージェントと彼の父であるマイケル・ニュージェントによって1997年創業された家族経営のワイナリー。当時はまだ新興ワイン産地であったアデレード・ヒルズに80エーカーの畑を購入しました。標高は平均450mに位置する畑は、冷涼な気候で降雨量は年間約780mm。セントローレンス湾からの海風、マウント・ロフティ山脈から降りてくる風、オーストラリアの恵まれた日照量が組み合わさり、ブドウの生育に良い影響を与えている理想的な環境です。
ワイナリーの名前はアデレードから約37キロ離れたウッドサイトという小さな町に位置した金鉱山「バード・イン・ハンド」から名付けれました。バード・イン・ハンドでは、自社畑での栽培以外に、一貫した最高レベルのワインを保証するため、長年契約しているアデレード・ヒルズのブドウ栽培農家とも協力。年間約1,400トンもの果実から100,000ケースのワインを生産しています。
ワイン造りの理念でもある、テロワール本来のキャラクターを表現するために、環境に配慮したサステイナブル農法の取り組みを重視。化学的な介入はなるべく避け、自然に任せた醸造を行っています。創業からわずか20年で、バード・イン・ハンドは数多くの受賞歴を持つワインを造るワイナリーへと成長しました。単にワインを造るだけでなく、ワイナリーでは週末コンサートの開催も行っており、国際的にも高く評価されたミュージシャンやオーケストラが演奏し、数千人ものファンが楽しんでいます。また、バードインハンドでは財団を設立し、恵まれない人々や地域社会の支援に取り組んでいます。
■ 醸造長:キム・ミルン MW
オーストラリアン・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを2014年と2015年、2年連続受賞。オーストラリアで2番目にマスター・オブ・ワインの資格取得。30年に及ぶワイン業界での経験を持ち、そのうち9年間はヴィラマリアのチーフワインメーカーを務めています。2003年よりバード・イン・ハンドの醸造長を務め、オーナーのアンドリューと共に世界的な評価を得るワイナリーへと発展させました。国際的なワインショーの審査経験が豊富なキムは、現在シドニーインターナショナルワイン・コンペティションの議長を務めています。2013年にはドリンク・ビジネス・マガジンより、世界に影響を与えるワインコンサルタントトップ10に選ばれています。2019年インターナショナル・ワイン・チャレンジにおいて、ベスト・オブ・レッドワインメーカーを受賞。今や、世界を代表する醸造家としても知られています。
■ 醸造方法
冷涼地産のカベルネ・メルロー用のブドウは、アデレード・ヒルズの数あるヴィンヤードから厳選。非常に乾燥した春と夏の間、涼しくも穏やかになる2月の夜がこの赤ワインに最良の色と香りをもたらす。 収穫は涼しい朝に行われ、除梗されたブドウは小さなオープントップの発酵槽に直接入れられる。 7-10日間の発酵期間の間、熟成で色と香りを最大化させるためにスキン・コンタクトされ、その後フレンチ・オーク樽で18ヶ月間熟成。小分けされたカベルネ・ソーヴィニョンとメルローは個々に熟成される。熟成の後ワインメーキング・ティームにより果実味、色、タンニンの輪郭とのバランスが最適にブレンドされる。■ コメント
鮮やかな紫色を含む深いルビー・レッドで、香りはスミレ、ブラックベリーやプラムと一緒にペパーミントが顔をだす。 フルボディでエレガントなタンニンの輪郭豊かなストラクチャー。飲み頃であるが、また中期的なセラーでの寝かせも楽しみである。■ ペアリング
ローズマリーを加えさっと油で炒めてから蒸焼きにしたラム・チョップとポレンタや家庭でのボウルに入れられたスパゲッティ・ボロネーゼ■ テクニカルデータ
酸度 6.31g/L
pH 3.49■受賞歴・評価
【2017】
Best of South Australia – Winestate Magazine 2019■ 商品概要
【産 地】 南オーストラリア州/アデレード・ヒルズ
【品 種】 メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン
【タイプ】 赤/フルボディ
【容 量】 750ml/スクリューキャップ
【度 数】 14.5度
ツー・イン・ザ・ブッシュ メルロー・カベルネ
2,970円(税込)
在庫切れ