- ピノの銘醸地・北島マーティンボローの有機認証の畑で栽培のブドウ使用
継ぎ目のない滑らかさ ■ デシベルについて
ニューヨーク生まれ、フィラデルフィア育ちのダニエル・ブレナンは元々は音楽業界の人間でした。
ダニエルのワインの関わりは生まれる前にさかのぼり、曽祖父はイタリアのシチリアでワイン造りを行っており、祖父の代でアメリカへ移民後、レストランを始めています。現在も家族で経営しているこのレストランではアメリカでも先駆けてニュージーランドワインを扱っていて、ダニエルはその可能性の高さを若い頃より感じていました。カリフォルニアやイタリアでヴィンテージ修行を積み、自分の作りたいワインが造れる場所を探し求めて最終的にはニュージーランドへ移住。
ホークス・ベイにてワイン醸造学を学びながら、地元のテ・アワ、ヴァイダル・エステート、ユニソン・ヴィンヤード等でワイン造りを経験し、2009年に自身のイニシャルを取り名付けたワイナリー、デシベルを立ち上げました。
ホークス・ベイ、マーティンボロー、ネルソンなど各地の計画農家の協力のもと、全ての畑はサステイナブル認証を得ており、また一部の畑では有機農法やビオディナミック農法に移行をしています。醸造は伝統的な技法を用い人的介入は最小限に抑えています。
■ 畑について
マーティンボローはピノ・ノワールの生育にぴったりな北島の下部に位置する小さな産地です。西部にはリムタカ山脈があり西からの雨から守ります。南東にはアオランギ山脈があり、東には北島の海岸に続く丘陵があります。 2017/18年は全体として非常に良い年でした。春はパリサー・ベイからの冷たい風が吹いたため、果実の成熟レベルを維持した開花となりました。 夏は暑く比較的乾燥していましたが、収穫時には断続的に雨が降りました。デシベルのブドウが栽培されているダブリン・ストリート側は、灌漑を行わない農法を実施している有機栽培認定(何年も前)の畑で、かつ粘土質土壌のため、収穫時の雨による品質への影響はほとんどありませんでした。ブドウはクローン毎に3週間かけて収穫を行いました。■ 醸造方法
各クローン毎に手摘みされワイナリーで手作業で選果。ブドウは有機酵母、土着酵母とで別々に発酵。それぞれ10-40%は全房で発酵されています。 ブドウは自然に発酵し始める3〜4日目まで低温浸漬。発酵は0.7〜2.5トンの大桶で行われ、発酵中は定期的に穏やかにピジャージュが施されます。発酵後、 10?20日間のマセラシオン。タンクに移され静置後、フレンチオークのバリック(新樽比率10-15%)に充填され低温に保たれ冬を過ごします。春になると自然に暖まりマロラクティック発酵が完了。2019年3月にブレンドされてボトリング前に少量のSO2が添加。さらに瓶熟成を17か月経て2020年8月リリース。■ 試飲コメント
オレンジの花のアロマに、フローラル、木苺やイチゴジャムのニュアンスに微かな杉の香り。アタックは柔らくミネラル感があり、ジューシーでしなやかな酸味とオールスパイスやカルダモン、キノコを思わせる長い余韻のワイン。■ 商品概要
【産 地】ニュージーランド北島 マーティンボロー
【品 種】ピノ・ノワール 100%
【スタイル】赤/ミディアムボディ
【アルコール度】13度
【容量/仕様】750ml/スクリューキャップ
デシベル ピノ・ノワール
7,480円(税込)
ピノの銘醸地・北島マーティンボローの有機認証の畑で栽培のブドウ使用
継ぎ目のない滑らかさ
在庫12個