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■ カレスキーについて
カレスキー家は、サウス・オーストラリア州のバロッサ・ヴァレー、グリーノックの村で、1853年から160年以上、6代に渡りブドウ栽培を続けてきました。
7代目当主にあたるトロイ・カレスキーは、アデレード大学のワイン醸造学科在籍時に、既に奨学生として幅広い現場経験を積んでいました。
大学を卒業後、様々なワイナリーで修行し、カリフォルニアのケンダル・ジャクソンで醸造家としてヴィンテージにも参加。2002年に兄弟のトニー・カレスキーとカレスキー・ワイナリーを設立し、カレスキー・ブランドのワインをリリースしました。120エーカーの自社畑はトロイ&トニーの父ジョンと母ロレーヌと兄弟のキムによって管理されており、シラーズ、グルナッシュ、カベルネ・ソーヴィニョン、マタロ、プティ・シラー、プティ・ヴェルドー、テンプラニーリョ、ジンファンデル、セミヨン、シュナン・ブラン、ヴィオニエなどが栽培されています。ブドウ樹の樹齢は平均約50年。最も古いもので樹齢143年の古木が今でも存在しています。
畑、ワイナリー共にオーガニック、ビオディナミの認証を取得し持続可能な農法を実践しています。完全オーガニック認証のカレスキーの畑から、ブドウが持つポテンシャルを伸ばすため、なるべく手をかけない伝統的な醸造方法で、パワフルでありながらも、のびやかな後味を持つ個性豊かなワインが造られています。
カレスキー・ワインはリリース以降、その豊かな個性と品質の高さから数々の賞賛を受けています。
ワイン・アドヴォゲイト誌にてロバート・パーカーは『ヨハン・ゲオーグシラーズ』に対して97-100ポイントという高得点をつけ、伝説的なワインになる可能性を持っていると評価しました。また、オーストラリアの著名なワイン評論家ジェームズ・ハリデーも97ポイントという高得点を同ワインにつけています。トロイ・カレスキー自身も、バロッサ・ヴァレーの生産者団体であるバロンズ・オブ・バロッサから「最優秀醸造家」として表彰されており、またトロイの父でもあるジョン・カレスキーも同団体により2015年に「最優秀ヴィニュロン」として表彰されています。
■ 畑について
カレスキーの単一畑のブドウを使用。収穫量を低く抑えるため、すべて手作業で剪定。最適の浅い砂地に、粘土質の深い赤土という特徴の土壌で栽培を行っています。■ 醸造方法
ブドウは3月23日と31日の2回に分けて収穫、除梗。オープントップの発酵槽にて天然酵母を用いて9〜12日間発酵を行う間、1日2回手動で撹拌を行いました。ブドウの皮と分離したあとの果汁を、25%の新樽と古樽のアメリカンオークに移して熟成。最初の発酵後、樽の中の自然発生的なマロラクティック発酵を経て、13カ月熟成を行ったのちにボトリングされました。■ 試飲コメント
インクを思わせる濃い黒紫色。フルーツケーキ、ダークプラム、チコリ、バニラ、熟したチェリーとクローブなどが感じられる凝縮感に富むアロマティックな香り。味わいは芳醇でフルボディ。力強い黒系果実に富み、香ばしいオークとしっかりとした自然なタンニンによって骨格とメリハリが備わっている力強く凝縮感のある味わい。クリーンでドライな長い余韻でしめくくられます。今も飲み頃ですが、10年は寝かせることができます。■ 特徴など
カレスキーは1853年にバロッサの北東部グリーノックで創業。100年以上ものあいだ、馬が引くバックボード(荷馬車)は農場には無くてはならないものでした。荷馬車は人々だけでなく、数えきれないほど多くのブドウを含む様々な物資を載せて農場を行き来しました。 バックボード・デュリフは栽培から熟成まですべての工程をカレスキーで行われました。細心の注意を払ってブドウを栽培し、伝統的な醸造と熟成をアメリカンオーク(新樽・古樽)で行い、素晴らしい味わいと凝縮感を持つ力強いフルボディのワインに仕上がっています。■ 受賞歴・評価
95 points – Campbell Mattison
Gold – Berlin Wine Trophy 2014■ 商品概要
【産 地】 南オーストラリア州バロッサ・ヴァレー
【品 種】 プティ・シラー100%
【タイプ】 赤/フルボディ
【度 数】 16度
カレスキー バックボード デュリフ
5,500円(税込)
プティ・シラー100パーセントと珍しいセパージュ フルボディ&濃厚ならこの1本
在庫6個